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- 李氏朝鮮 - Wikipedia
環境 [編集]
外国人訪問者が漢陽(現在のソウル)を世界有数の不衛生な街と評した[9]が、これは公衆衛生という概念が無く汚水の処理などが殆ど行われていなかったためである。朝鮮は20世紀初頭からの日本に併合されるまで、糞尿を道端ですることがごく当たり前に行われていた。
かつては緑で覆われていた朝鮮の国土であったが、冬の寒さの厳しさからオンドルに使う薪にするために大量の木を伐採した。朝鮮の大地は岩盤でできているため、木を切ると表土が流れ出してしまい、また植林をほとんど行わなかったため、李氏朝鮮末期には多くの山が禿げ上がっていたといわれる。このため農業生産が壊滅し、農民は肥沃な満州に移民した(間島)。そのため国家的に松の伐採を禁止したりした(禁松令)。なお、日本による統治時代に多くの山で総督府による植林が行われ、現大韓民国においても計画的な植林事業が行われた結果、少なくとも韓国側では植生は大幅に回復している。
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