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- いまわれわれに力をくれる言葉とは:日経ビジネスオンライン (via pinto)
私が注目しているのは枝野官房長官の話しぶりだ。
彼はよくやっていると思う。
枝野さんが最初に登場した12日午後6時過ぎの会見を見て、私はこんなメモを取っている。
・ほとんど何の内容もない情報ゼロの会見。顔を見せただけ。
・これだけ中味のない会見をして、それでも無能に見えないのは見事。
・枝野君は、「大丈夫だ。でも避難しろ」と言っている。
・「心配ないけど気をつけてくれ」という意味のことを言わされている。なんと気の毒な。
・官房長官は「詳細は説明できないけど頑張っている」「っていうか、詳細が把握できていないわけだが大丈夫なのはわかっている」「わかっているけど万が一ってこともあるから避難しろ」と言っている。すごい。
・うん。まるっきり支離滅裂だ。が、それでも堂々としゃべっている。立派としか言いようがない。
結局、「言質を取られてはいけない」「誤解を招く言葉を使ってはいけない」という、ダブルバインドの中で何事か実効性のあるメッセージを発するためには、弁護士修行の実務の中で学び取ったディベート手法を持ち出してくるしかなかったということなのであろう。
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