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Channel: Bari2 Legend
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"1948年(昭和23年)、デビュー3作目として黒澤監督『醉いどれ天使』に、破滅的な生き方をするチンピラ役で登場した。主演は医師役の志村だったが、ぎらぎらした野性味あふれる演技で圧倒、その熱演により一躍人..."

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1948年(昭和23年)、デビュー3作目として黒澤監督『醉いどれ天使』に、破滅的な生き方をするチンピラ役で登場した。主演は医師役の志村だったが、ぎらぎらした野性味あふれる演技で圧倒、その熱演により一躍人気が上昇する。数年後の『七人の侍』は、志村と共同主演の形だが、ドラマ上では沈着冷静なリーダーの志村以上に一行のもてあまし者の三船の方にスポットが当てられており、クレジット上でも上位の扱いである。

その後、黒澤作品には欠かせぬ存在となり『醉いどれ天使』から『赤ひげ』までの16年間で出演しなかった黒澤映画は『生きる』1作のみである。現代劇、時代劇問わぬ黒澤映画の顔であったが、『蜘蛛巣城』での命がけのスタントに三船が激怒し、散弾銃を持って黒澤の自宅に押し掛けたというエピソードなど、黒澤との確執も伝えられた。三船の死後、黒澤は「会って、三船君、本当によくやったなあ、と褒めてあげたかった。あんな素晴らしい俳優はもういません」とコメントした(ちなみに、三船の死から8か月後に黒澤も死去)。



- 三船敏郎 - Wikipedia

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