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今日、東京駅の総武線快速ホームへ向かうエスカレーターを下っていると、背後つまり上から「あうあ」とか聞こえて、ガタガタガタっと聞こえた。 次の瞬間ひざ裏に軽い衝撃が走ったかと思うと、こんなことになっていた。
上の人がスーツケースを滑らせてしまい、それが中野にヒザカックンするような状態で命中、そのまま中野はスーツケースの上に乗ってエスカレーターの下まで滑走。
おそらく上の人はエスカレーターに乗った瞬間くらいに手を滑らせたのか、ずいぶん長い距離を滑走した気がする。
おかしなもので、こういう状況になると驚くとか怖いとかそういうのが一切消えて、非常に冷静になるものだ。
このとき中野は自分のトートバッグをしっかりと抱えて、体が落ちないようにスーツケースを掴み、まっすぐ落ちるように体でバランスを取っていた。エスカレーターが終わったときにはその勢いでスパっと立ち上がったほどだ。
後ろの人は大丈夫ですかと駆け下りてくるし、サミット関係でホームにいた警官が数名集まってきた。なんか非常に事故だ。
そんななか、中野の口をついて出た言葉は「面白かったです」だった。何を言ってるんだと思われても仕方ないが、その瞬間は確かにスーツケースを乗りこなすことを楽しんでいた。
でもその瞬間中野の前に誰も人がいなかったから何事も無く終わったけど、一歩間違えばひどい事故だ。もし中野の前に人がいたら。アレがスーツケースじゃなくて、禁止されてるはずのベビーカーだったとしたら。
ということで、エスカレーター滑走を安全に楽しみつつも事故の怖さを学ぶという、一石二鳥を成し遂げました。みんなもエスカレーターには本当に気をつけよう。
(via 中野の鼻)(via petapeta)