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- ふぐ(河豚) (via hikol) (via otsune) (via ukar) (via atm09td)
2010-07-25 (via gkojay) (via konishiroku)
フグ毒にあたると、最初に吐き気を催し、口の周りがシビレるそうですが、フグ毒が命に関わるのは筋肉の麻痺によって呼吸
が出来なくなるからです。
古来の民間療法で、「フグ中毒は首から下を砂に埋める」というのはある程度正解。呼吸は肋骨の間にある肋間筋が肋骨を引き上げ、横隔膜が緊張して、ともに
胸腔内を陰圧にするように作用して肺を膨らませて行われます。フグ毒で麻痺するときは、肋間筋は横隔膜筋より弱いために先に麻痺してしまいます。
このような状態では、空気を吸い込むために横隔膜が働き胸腔内が陰圧にあると、肋骨の引き上げが出来ずに胸がへこんでしまう「シーソー呼吸」と呼ばれる状 態になり、肺が膨らまないために換気が出来ません。そこで砂に埋めて、胸膈が動かないようにすると、横隔膜だけの動きで細々と膨らみ、なんとか呼吸出来る のです。運良く毒素が解毒出来れば一命をとりとめます。もっとも、現代では、人工呼吸器がありますから、ご安心を。
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2010-07-25 (via gkojay) (via konishiroku)