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- 書きたくなかったエントリー|てんかん(癲癇)と生きる (via otsune)
会社には自他ともに認める酒豪のA君がいる A君は酒を飲むと意識が飛ぶという 気が付いたら知らない街の公園で寝ていたとか 酒を飲んでいるときやったこと 喋ったことをぜんぶ忘れていたりとか こんなのは日常茶飯事 ちょっと酒乱ぽくて店で大騒ぎになったこともあったし 口臭を消す錠剤を飲んで二日酔いを誤魔化して ふらふらしながら仕事をしている日もある
上司はA君に言う 「ほどほどにしとけよ」 と笑いながら ほどほどにしとけよと言った口が 「こいつは酒豪で、男らしいやつで」 とA君のことを紹介する 「どうですか、Aを連れて飲みに行きましょう」 と得意先を接待する
私は抗てんかん薬を飲んで失神しないようにしてきた A君は酒を飲んでは失神している 私は会社をクビにされる A君はクビにはならない これは差別ではなく区別なのだと私は私に言い聞かせる
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