モノをためこんでしまう人のなかには、こういったお金のつかいかたをする人がとても多いのです。
毎日使うマグカップやボールペンは100円ショップなどで適当に選び、使用頻度の極端に少ない使いにくそうな高級食器や、ふだんつけられない派手なアクセサリーや時計などに、驚くほどのお金を使うのです。
(中略)
毎日使うモノをぞんざいに扱って、めったに使わないモノにものすごい価値があるかのように、後生大事にとっておくのです。
(中略)
毎日使うモノこそ、道具として高い価値があるのです。
ですから、使用頻度の高いモノを購入するときは、使い勝手や質、デザインなどに徹底的にこだわること。
毎日使うモノに愛着がわけば、生活が楽しく、豊かになります。
多少値段が張ってもいいのです。
めったに使わないモノにお金をかけるよりも、よほど正しいお金のつかいかただと思いませんか。
(P.83~84)
”- あらかわ菜美『モノのために家賃を払うな!~買えば買うほど、負債になる』 - Mellow My Mind (via ginzuna)